title_square 公約・政策

 1.医師不足の解消

平成22年時点での医療施設従事医師数は人口10万人対で206.4人であった。その後、様々な医師確保および育成制度により、平成28年度時点では、225.2人まで増加することに成功している。

しかし、全国水準から勘案すると未だにその水準を下回っており、全国31位という順位である。増加水準としては、全国レベルと同等の9%増を達成しているので、今後も地方における医師不足を解消すべく、群馬県・群馬大学医学部の連携の強化を図りつつ、育成面も踏まえ各地域医療機関の協力を仰ぎたいと考えている。


 

 2.児童館・子育てサロンの整備

当選以来,様々な方面で子育てサロンの設置に奔走したが、建物の耐震問題や設置面積の問題などなかなか条件をクリアできることができなかったものの、沼田市役所の移転事業に併せ、テラス沼田内6階に、沼田市と連携し子育てサロンを設置する方向で調整中である。

街中における子育てサロンが設置されることにより、子育て世代の方々およびそのご家族・ご親族の方々の利便性が向上されることが期待できると考えている。


 

 3.民間企業との漢方連携

漢方の元となる生薬の生産量は、群馬県農政課の支援なども積極的に行われており、安定した生産に向けて地盤を構築しているところである。生薬の生産状況は、群馬県内において,トウキ、ミシマサイコ、とちゅう、うこん、シャクヤクの生産が行われており、利根沼田に目を向けると、トウキ、うこんの生産が主力である。

生産量としては、天候に左右されやすいことから、その年々で、生産量にばらつきがあるのが難点ではあるが、生産農家の安定した経営基盤に成り得るよう、群馬県として、民間企業と連携が取れるよう今後も生産量の安定化と販路開拓につなげていきたいと考えている。


 

 4.伝統文化を活かしたまちづくり

群馬県内に点在する様々な伝統行事やものづくりなどの継続的活動を支援する目的で、 「群馬のふるさと伝統文化支援事業補助金」などの政策を打ち出している。これは、伝承者の育成や子供への継承活動が行えるように、その活動が持続されるよう支援しているところである。

さらに、それを活かした街づくりという点では、やはり核となる部分の設定が必要であると考えている。それには、沼田市の伝統文化の最たる物のひとつして、祇園祭があるが、その祇園祭りはもちろん群馬県内様々なところで行われている。その祇園祭りの中でも、県内でも歴史がある3つの祇園祭りが一堂に会した「上州三大祇園祭 復活祭」と銘打ったイベントを平成27年6月に行うことができた。

「上州三大祇園祭 復活祭」を機に、現在も関係機関と折衝を行い、三大祇園祭を群馬県無形文化財の登録を目指している。地域住民の心の拠り所となる祇園祭りを文化財として残すことにより、今後の未来に向けた街づくりの核となることを願っている。




 

 5.地域の声を活かした高校再編

県立沼田高校,県立沼田女子高校の高校再編問題であるが、平成17年に群馬県により突如,打ち出された合併再編は、紆余曲折あり平成23年に白紙となったが、現状としては,少子化問題による両校の進学者,在校者数によるクラス数設定など多くの問題が浮き出ている。

このこと踏まえ、平成29年9月議会において教育長に対し、県立沼田高校,県立沼田女子高校の高校再編問題を問うたところ、「地元の要望があればいつでも準備をしていく」という回答を得ることとなった(以下、動画を参照)。

また、平成30年6月の沼田市議会においても、高校再編問題が取り上げられており、沼田市としても群馬県に対し、高校再編の要望を上げていることから、今後は、群馬県・沼田市及び近隣地域の関係機関と強力に連携を取り、この問題の解決に向けて動いていく。また、平成30年9月21日の今泉健司県議の一般質問への答弁で、群馬県教育委員会の笠原寛教育長は「少子化がさらに進む中でより良い教育環境を整備するためには、高校の再編整備の検討は不可欠」と述べ、利根沼田関係者と協議するとした。

 

 6.老人ホームの待機者解消

沼田市は、県内的に見ても特別養護老人ホームの設置数が少ないため、専門的介護が必要となった時の受入先がなく、施設入居待機者が多数存在している状況である。

しかし、社会福祉法人 とね虹の会による特別養護老人ホームとね虹の里の建設(80床)や、沼田市中心市街地に建設中の社会福祉法人 なごみの杜による特別養護老人ホーム菜の花館本町通り(20床)の開所により、100床もの受入が可能となるところまできた。これにより、常時専門的な施設での介護が必要な方およびご家族の負担が軽減されることとなる。

※なお、菜の花館本町通りには、特別養護老人ホーム20床に加え利根沼田地域では初の介護サービスとなる看護小規模多機能型居宅介護(医療依存度の高い、要介護度の高い利用者様でも在宅生活を継続できる介護サービス)も併設される。

引続き、最適な要介護者の受入先設置を目指し、群馬県と連携を取っていく考えである。



 

 7.ハンディのある人の雇用充実

障害者雇用は、「1.一定の事業者数を超える企業(行政機関含)」,「2.就労継続支援A型事業所」,「3.就労継続支援B型事業所」,「4.その他積極的雇用」に大別される。

もちろん、ハンディキャップのある方々を民間企業で積極的に雇用してもらい、それを群馬県として支援していくというのが一つの理想的なカタチかもしれないが、様々なハンディキャップがある方々には、適した働き方を提供していくのも理想的かつ現実的なカタチであると考える。

群馬県が積極的に支援できる「就労継続支援A・B型事業所」においての作業工賃は、平成22年時点では、「12,743円」であり全国平均にも届かなった状態であるが、平成27年度では「17,082円」,平成28年度では「16,860円」となっており、大幅な向上となっている。もちろん作業工賃は景気動向の影響を受けることとなるが、今後も仕事量,単価の向上につながるような施策を群馬県として打ち出していければと考えている。


 

 8.環境資源の開発

森林都市でもある沼田市であるが、その森林を守りつつ、経済基盤の一つになるように打ち出しているのが、「群馬の木で家づくり」事業である。県内の木材を使用することにより、施工主に補助を行うものであり、群馬県の優れた木材を使用し、家を建ててもらう…このことで、県内の森林のサイクルの活性,関係する企業の経済的発展を狙うものである。

また、平成23年に県産材センターが稼働したことにより、県産材の有効利用が効率的に行われることとなり、材木の販売はもちろん、木質バイオマス発電の燃料など、無駄なく活用されるようになっている。

このようなことからグラフのように県産材の需要量の増加,さらに「群馬の木で家づくり」の採択戸数は順調に推移しており、今後も強力に推進することにより,地元利根沼田の経済基盤の強化,そしてかけがえのない森林の保全に繋がるようにしていきたい。

群馬県森林・林業基本計画数値目標として、素材生産量が平成22年は205,000㎥だったものが、平成32年には400,000㎥を目指している。



 



 

 社会福祉基盤の整備:【 群馬県立沼田特別支援学校の設立 】

今まで利根沼田地域の特別支援学校は、平成11年から群馬県立榛名養護学校の沼田分教室,平成16年に群馬県立榛名養護学校沼田分校、平成27年度からは群馬県立沼田特別支援学校として設置・運営されてきたが、高等教育の面は、群馬県立渋川特別支援学校に頼らなければならなかった。これは、利根沼田地域のハンディキャップをもった子供達には苦労を掛ける結果であり、心身への負担も大きいとの声も多かった。この事を勘案し、早急に地元に高等教育まで行える特別支援学校の設置が急務であった。群馬県および群馬県知事に常々要望を繰り返し、当初31年開校予定を一年前倒しとなる平成30年4月の開校にこぎつけることができた。

社会福祉は、現代社会の基盤であり、しっかりと整備をする必要があると考えている。社会的に立場の弱い人達のために整備を行い、人々が安心して暮らせることができる社会整備を行っていければと考えている。



 

 農林産業の活性化:【 リンゴ新品種「紅鶴」の生産 】

利根沼田の農林業においても特産のひとつとして数えられる「りんご」であるが、群馬県農業技術センターにおいて、新品種の育成に成功し、これから大きく生産が見込まれる「紅鶴」が誕生した。特徴は、適度な酸味と甘みのバランスが良く食味に優れるが、適熟前の果実は酸味が強く感じられることがあるため味の確認をしながら適期収穫を心がける必要があるとのことである。

今後、利根沼田の新たな特産品として多くの人々に愛されるよう、群馬県に支援をお願いするとともに、群馬県としてもトップセールスなどを行い、安定した生産と安定した経営となるようしていきたい。