東若会 気仙沼被災地訪問

沼田市東倉内町の「東若会」が、6月30日~7月1日にかけて東北の被災地を訪問いたしました。
以前本ブログで取り上げたとおり、若者同士が現地で“語って交流”をすることで、被災地の現状を自らの目で確認しようというのが目的です。
各訪問場所での所感については、写真ととも述べたいと思います。

大船渡線は気仙沼までとなって、依然全線開通していません。
整理券をとって、お金を入れる電車でした。気持ちがなんだか和みました。

私一人で、早目の気仙沼入りです。
気仙沼駅の外観です。なかなか関東の人間からするとお目にかからないかもしれませんね。
気仙沼商工会議所、青年部長の橋本さんのお車で2時間ほど現状について案内していただきました。

こちらは桜の木ですが、ご覧のとおり塩の影響で枯れてしまいました。
保存運動も起こっていますが、かさ上げの問題など現実的には問題が山積のようです。

防波堤は写真の通り、復旧作業は進んでいない状況です。

気仙沼市波路上岩井崎、復興のシンボル龍の松です。

海岸沿いのお墓は津波で流されて、墓石は現在でも写真のような状況です。
遺骨も流されてしまったということです。

気仙沼向洋高校です。
写真でも分かりますが、津波で4階部分に何かが衝突したようです。

気仙沼復興商店街の一コマです。
色々お話を伺った結果、支援物資はありがたいですが、今は地元でなるべくお金を使って活性化することが、ありがたいとのことでした。
入りきれないほどの盛況でした。

TVタックルでおなじみの、 気仙沼選出の小野寺議員とお会いできました。
気さくな方で、地元気仙沼を愛している人だと思いました。私のようなものまで相手していただきありがとうございました。
この人の復興にかける思いを群馬につなげたいと思います。

復興のシンボル一本松です。
がんばれーがんばれーがんばれー
涙が出る思いでした。

ここには多くの松が立っていましたが、すべて流されました。

この1年4か月はなんだったのでしょうか。
今回、沼田市の若手中心として、気仙沼に訪れましたが復興なんて、全然進んでいない状態であるという感想でした。
東北の人は我慢強いといいますが、今の国会を見ているとうんざりしてしまします。
政治の一翼をお世話になっている人間として、忸怩たる思いとゆうか申し訳ない思いでいっぱいです。本当にすみません。
今後は沼田市の若者が、現場の声、目で見たもの、肌で感じたものを伝えてくれると思います。私も群馬県議会で出来るだけのことをしてまいります。
今後もこのような活動を通して一日も早い東北の復活のために尽力いたします。

長文のブログを最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

(金井康夫事務所より)

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