「平成21年度市町村民経済計算結果の概要」が発表されました。
市町村民経済計算は、県内の「各市町村の1年間(会計年度)の経済活動の実態を総合的にとらえた経済指標」です。
1年間に各市町村の経済活動によって生み出された価値(付加価値)について「生産」「分配」の2つの側面から総合的に把握したものです(以上、同概要より)。
※詳細につきましては、以下のHPに近々アップいたしますが、
http://www.yasup.jp/
これを見ますと、
市町村内総生産(GDPの市町村版)の前年度比増加率2位(7.1%)、
市町村民所得の前年度比増加率1位(23.4%)が、なんと昭和村になります。
製造業の生産増加が主たる要因のようです。
対して、わが沼田市は、
市町村内総生産が前年度比-4.3%、
市町村民所得総額が前年度比-2.1%、
1人当たりの市町村民総所得が前年度比-1.4%、
という厳しい結果となっています。
沼田市の経済状況が悪いことが、感覚としてではなく、はっきりとした数値として浮き彫りになったわけです。
今やらなければならないことは、利根沼田の環境資源をいかにして、活かしていくことを真剣に考えなくてはなりません。
(金井康夫事務所より)