豪雪による被災農業者への支援対策について

2月14日より降り続けました記録的な豪雪に関しまして、農水省が支援策を発表いたしました。
農業被害を受けた農業者が農業経営を維持していくために必要な農産物の生産施設の復旧等等の経費を支援する、というのが主な内容です。

〇助成対象者について
今冬の大雪による農業被害により農業用施設等が被災した者(市町村から被災証明を受けていること)であって、地方公共団体による支援や融資を受けて、被災施設の復旧等、又は倒壊したハウス等の撤去を行うことにより農業経営を継続しようとする農業者。

〇支援対象
(1)農産物の生産に必要な施設の復旧又は気象災害による農業被害前の当該施設の取得
(2)農産物の生産に必要な施設を修繕するために必要な資材の購入
(3)(1)と一体的に復旧し、又は取得する附帯施設の整備
(4)倒壊した農産物の生産に必要な施設の撤去

補助率

・上記(1)~(3)の復旧・整備については、国が費用の5/10(つまり1/2)を負担。残りの5/10については、現在群馬県と市町村が4/10を負担し、農業者には1/10(つまり1割)を負担という配分で調整しています。
県議会としては、3月11日に本会議を開いて審査を予定しています。
県が2/3、市町村が1/2という配分で調整中ですが、国・県市町村が再建に係る費用の9割を補助し、農業者の方の負担は1割で済む方針です。

・上記(4)の撤去については、農業者負担のないように定額助成されます。国が1/2、地方公共団体が1/2を負担いたします。
定額助成の単価については、下記の通りです。
①被覆材がガラスのハウス 1,200円/㎡(※1反約1000㎡なので、1反当り120万円助成される計算です)
②被覆材がプラスチックで骨材が鉄骨のハウス 880/㎡
③被覆材がプラスチックで骨材が鉄骨でないハウス(自力撤去以外) 290/㎡
④ ③と同じハウス(自力撤去) 110円/㎡

お問い合わせにつきましては、利根沼田農業事務所( 0278-23-0188 )までお願い致します。

農家の方々が、1日でも早く負担が少なく復旧し、農業を再開されることを祈念申し上げます。

(金井康夫事務所より)

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