本日執り行われました、成人式の祝辞を掲載します。
新成人の皆さん、おめでとうございます。未来を担う皆さんが成人の日を迎えられたことを、心からお喜び申し上げます。人生の節目となる日を迎えられて、皆さんの心も晴れやかな気持ちで満たされていることでしょう。
さて、平成２３年は東日本大震災が起き、多くの命が失われ、現在も復興半ばという状況が続いています。また、翌平成２４年には、領土問題が過熱し、未だに決着がついていません。
まさに、「内憂外患」です。こうした事態の中、皆さんが「できる」ことを考えてもらいたいと思います。
たとえば、時間があるならば、東北地方に足を運び、復興の状況を直に見てみるのもいいでしょう。現場を見て、皆さんが「自分ならば何ができるのか」と問うて欲しいのです。その一人ひとりの行為が、国・地域を良くしていく原動力となりえます。
２０歳という年齢は、皆さんが想像している以上に、多くの可能性を秘めています。これからの２０年を意識して経験を積めば、４０歳となったとき、皆さんの力が爆発的に発揮されます。利根沼田で育った皆さんが、群馬を、日本を、世界を変革していく力になれば、これほど喜ばしいことはありません。
皆さんの輝かしく前途洋々たる門出を心より祝福いたしますとともに、今後のご活躍をお祈り申し上げ、お祝いの言葉といたします。
おめでとうございました。
（金井康夫事務所より）