現在建設中の国道120号椎坂バイパスに、大澤正明群馬県知事が視察に来られました。
多くの報道陣も詰めかけました。
一般国道120号は、栃木県日光市と沼田市を結び、利根沼田地域の生活・産業や片品・尾瀬・日光方面を結ぶ観光ルートとして重要な幹線道路です。
その途中にある椎坂峠は、山道特有の急カーブや急坂が連続し、連続雨量120mmになると通行止めとなり、冬期は積雪や凍結により交通の難所となっています。
椎坂バイパス建設事業は、この区間の走行安全性の向上及び悪天候による沼田市利根町・片品村の孤立化を防止することを目的として計画されました。
椎坂バイパスは、来年の秋開通予定でしたが、今年の11月には開通されることになりました。
バイパスの整備により、以下の効果がもたらされます。
①山道特有の急カーブ35カ所→カーブ4カ所
②平常時の通過時間:約14分→約5分(約9分短縮)
③積雪時の通過時間:約25分→約7分(約18分短縮)
通勤・通学、観光にとって、とても便利になりますね。
この椎坂バイパスが、利根沼田発展のために活用されることを願ってやみません。
(金井康夫事務所より)