風力発電システム「ベール」

新しい風力発電システム「ベール」の紹介をしたいと思います。

ベールは、以下7つの特徴を持っています。

1 低騒音
既存の風力発電のような空気抵抗で回転する仕組みでは構造上「風切ノイズ」や「低周波騒音」が発生することは避けられず、社会問題となっている。
「ベール」は動作原理から風切音を発生させない設計を追求し暗騒音(周辺の騒音)よりも低いノイズ測定不能レベルまで低く抑えることに成功。

2 自己起動
360度どの方向からの風も受け止め、わずか1m/sから自ら回転を開始。そのため一切の補助電源(パワーアシスト機能など)を必要とせず、自己起動をすることが可能。

3 回転維持
独自の回転理論(揚力型)により、空気抵抗に依存していないため風が止んだ時にも長時間の回転を維持。そのため次の風が来た時に反応良く回転を高めることが可能。

4 自己ブレーキ
風車が一定の回転数に達するとトルク(回転軸にかかる力)の発生が抑制。これにより台風などの強風域でも過回転にならず安全な状態を維持することが可能。

5 微風域からの発電
負荷をリニアにかける制御方式と多段階切換制御方式(300Wモデルに適用)を有する独自開発のコントローラーにより、これまでは、発電が不可能だった微風領域(30rpm)からの発電が可能。

6 メンテナンス
部品をユニット化することにより特殊な工具を使用しないで簡単に修理をすることが可能。万一の停止の際にも容易に復旧が可能な構成となっており電力インフラが長く停止してしまうリスクを防ぐ。

7 設置環境
風向きによってブレードの方向を変える必要のない垂直軸型風車はスペーシングに無駄がなく日本の住宅事情に適した設計。またブレードは特殊強化プラスチック製で台風時などの飛来物で万一破損するようなことがあっても被害が最小限に抑えられる配慮がなされている。そのため人々の居住区や往来がある場所でも安全に設置することが可能。

 

東日本大震災以降、原発に替わる新エネルギーとして注目ですね。

(金井康夫事務所より)

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