津久見圭氏『駅 わかれの詩』 出版記念パーティー

ラジオ・テレビプロデューサー、津久見圭さんの新著『駅 わかれの詩』(毎日新聞社)の出版記念パーティーにお呼ばれしました。
場所は、中野サンプラザです。

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「津久見圭」は作家名で、本名は新田健次さんと言います。
1939(昭和14)年生まれで、1970年代にテレビの「旅番組」を初めて考案されました。
全国の温泉旅館の美人女将を紹介し、温泉ブームの火付け役となった方でもあります。
働き盛りの時、医師から、視野が少しずつ狭くなっていき最終的には失明してしまうという眼病、「網膜色素変性症」であると宣告されました。
実家の目の前が駅で、SLの音を日常の音として聞く環境に育ち、少年時代から「鉄道好き」「旅好き」であった新田さんは、「自分の視野が完全に消えてしまう前に、少しでも多くの駅を見ておきたい」と、ポータブルカセットレコーダーを肩にかつぎ、テープに旅のレポートを録音しながら、日本全国の国鉄の駅を旅してまわった。
これらの旅のレポートは、後日テレビの旅番組となり、放映され、話題となりました。
『駅 わかれの詩』は、その旅の途中、駅や列車内、酒場などで触れ合った人たちから聞いた話や、新田さん本人が実際に経験した、「駅」にまつわる「わかれ」のストーリーを書きとめたものです(以上、『駅 わかれの詩』解説より)。

パーティー会場では、女優の前田真里衣さんにもお会いしました。

『駅 わかれの詩』には、「海軍航空隊兵長笠松孝之介(上越線沼田駅)」という章があり、沼田のことも出てきます。
「笠松孝之介」は、西倉内町「歌謡学院沼田城」の新田先生ことです。
本ブログでもご紹介した、沼田音楽フェスタの主催者としてもお馴染みですね。

皆さん、是非手に取ってお読みなってください。
よろしくお願い致します。

 

(金井康夫事務所より)

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