群馬県鳥獣被害対策本部 沼田市現地調査

以前のブログでお知らせしました、群馬県鳥獣被害対策本部ですが、5月に設置されて以来会議を重ねてきましたが、初の現地調査で沼田へいらっしゃいました

沼田インター出口にて、対策本部長・茂原副知事に挨拶しました。
残念ながら、委員会調査のため、同行することはできませんでした。

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最初は、利根町根利のミリオン牧場跡地です。
鳥獣被害対策本部はもとより、沼田市副市長・利根町振興局長ら地元行政関係者、利根沼田農業事務所長・環境森林部長ら利根沼田振興局関係者ら、鳥獣被害対策を担う第一人者が集まりました。

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クマ剥ぎに被害です。剥がれて、木材として商品にならないのはもちろんのこと、枯れて林が荒廃することにより大雨時の地滑り災害も懸念されます。

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シカの足跡です。実際に人里近くまで来ているのが分かると思います。

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群馬テレビさんが取材にいらっしゃいました。注目度が高いですね。

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現在準備中の、ニホンジカ捕獲用の大型囲いわなです。まだ調査中ですが、囲いの中に一定の頭数を超えるシカが入ったら、自動的にゲートが閉まり、捕獲する仕組みです。
抜本的な対策として、捕獲による頭数増加を食い止めることが重要になってきています。

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池田地区上発知町に移動して、電気柵の調査です。

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ソーラー蓄電システムにより、電気代がかからずに対策できます。

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池田地区より横山沼田市長も参加です。

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佐山町の多獣種対応型侵入防止柵です。
サルは、柵を登って侵入するのですが、支柱にアルミテープを巻くことで通電させ、侵入を防ぎます。
シカ・イノシシ・クマにつきましては、下にワイヤーメッシュを張り潜り込みを防ぎ、上に電気柵を張ることで飛び込みを防ぎます。
ワイヤーメッシュが土台になるため、草による漏電の心配がありません。

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旧JA池田支所に場所を移し、地元関係者と意見交換会です。

地元からは、
①シカと一緒に野ビルが山から降りてきて、人の血を吸われる。大したことはないが、観光イメージのダウンになるので、対策してほしい。
②河川敷をクマが移動する。川沿いが草が伸び放題になっているので、対策してほしい。
といったことが要望されました。

10年前は県下でも沼田市池田地区くらいしか鳥獣被害が無かったものが、今は県内各地で起きるようになって、やっと現在の対策がされるようになったという地元の方の言葉が印象的でした。

茂原本部長を始めとした鳥獣被害対策本部、行政関係者、地元の皆さん、調査にご協力をいただきましてありがとうございました。

今回の調査を踏まえ、県と致しましても、しっかり対策をとっていかなければなりません。

(金井康夫事務所より)

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