以前当事務所に相談があり解決に向けて工事が進行中の案件、沼田市利根町高戸谷地内、急傾斜地崩壊対策事業についてご報告致します。
2019年 工事開始当初
現在 崩壊防止の擁壁がほぼ完成
急傾斜地崩壊対策事業とは『急傾斜地の崩壊による災害防止に関する法律』に基づき、崖崩れによる災害から国民の生命・財産を守るため崩壊防止の工事を行う事業です。
群馬県内には急傾斜地崩壊危険箇所に指定されている区域が700以上あります。当該箇所もこちらの区域に指定されてました。
対策工も様々ですが、現場は擁壁を設置することにより斜面の崩落、滑落を防止します。
今後はこの先にも擁壁を延長する予定(他にも延長箇所あり)
こちらの事業は複数年計画(年度都度要望)ですので、完成までにあと2~3年かかるようです。次年度の予算要望済みで、さらに擁壁を延長する予定です。
別件で隣接した箇所でも同様の要望が出ていましたが(詳しくはこちら)、現場は宅地造成をしているため急傾斜地崩壊危険区域に指定されず、急傾斜地崩壊対策事業以外の方法での対応を沼田土木事務所と検討中です。
当事務所としては解決まで見守って行きたいと思います。
(金井康夫事務所)