8月13日付『上毛新聞』1面で報道されましたが、群馬県は救急搬送時に医療機関や消防などが利用する3つの医療情報システムを統合し、災害・救急医療の強化に向けた新システムをつくることになりました。
県が医療、消防3システム統合 来春運用へ
http://www.jomo-news.co.jp/ns/2614078925217359/news.html
統合するのは以下の3つです。
①医療機関が消防にベッドの空き状況などを情報提供する「広域災害・救急医療情報システム」
②救急車に配備したタブレット端末で患者の搬送先を検索する「救急搬送支援システム」
③県民が地域や診療科目などから医療機関を探せる「医療・薬局機能情報提供システム」
新システムでは、大事故や竜巻、大規模火災などの局所災害対策として、消防・医療機関・行政がけが人の数や重傷度、搬送先などの情報を共有したり、けがの部位や程度で受け入れ可能な医療機関を検索する機能を設けるそうです。これにより、たらい回しを防ぎ、迅速な治療につなげるのが狙いです。
統合により年間2000万円のコスト削減にもつながる見通しです。
県では来春4月の運用を目指します。
本システムが、自然災害、救急医療時に役立ちますことを切に願っています。
(金井康夫事務所より)