熊本地震への群馬県の対応

熊本県で発生しました大地震にて、お亡くなりなった方々へ悔み申し上げ、また被災された方々へ深くお見舞い申し上げます。

4月18日(月)午前8時30分、現在の群馬県の対応について報告いたします。

■群馬DMATの派遣
群馬DMAT第一班が16日(土)午前5時20分、東京都立川市の独立行政法人国立病院機構災害医療センターへ出発しました。
医師1名、看護師1名、業務調整員1名が、DMAT事務局(災害医療センター)にて被災地に派遣するドクターヘリの総合調整を行っています。
続けて、第2班が16日(土)午前9時45分、熊本市のうまなか・よかなスタジアムへ出発しました。
医師2名、看護師2名、業務調整員2名、日赤郡馬支部1名が、他県等から参集するドクターヘリの運航調整・指揮を16日の夜から行っています。

■保健師派遣
4月16日厚生労働省より、派遣可否の照会を受けました。
以下の通り、派遣体制の準備中です。
〇派遣先:熊本県阿蘇郡南阿蘇村
〇派遣期間:4月21日(木)~5月24日(火)(延長の可能性あり)
〇派遣職員:県・前橋市・高崎市保健師(混成)
〇派遣体制:1チーム3名体制(8班でのローテ・1班当たり5泊6日)
〇活動内容:避難所における被災者の健康相談・健康チェック及び避難所の衛生対策

■災害派遣精神医療チーム派遣
4月16日厚生労働省より、派遣可否の照会を受けました。
以下の通り、4月下旬より派遣を予定しております。
〇派遣先:熊本県
〇派遣期間:未定
〇派遣職員:精神科医、看護師、精神保健福祉士、事務等
〇派遣体制:1チーム5名程度
〇活動内容:避難所における巡回相談(診療行為を含む)

■透析患者等の受入体制の確保
4月16日厚生労働省より次の2点について協力依頼があった。
〇依頼内容
①被災地以外の透析患者の受入医療施設確保
②透析患者が長期に滞在する宿泊施設の確保
〇対応
①県内の透析医療施設に対し、「日本透析医会 災害時情報ネットワーク」への受入可否等の登録を依頼(4月16日)
※6医療施設での受入れが可能
②対応保留
※熊本県、福岡県等の透析医療施設の対応で完結見込みの旨情報入手(4月17日17時厚生労働省に確認)

■日本赤十字社群馬県支部の対応
1救護班
日赤赤十字社関東ブロックによる調整会議(4月18日開催予定)により、救護班の派遣対応が決定される予定
2義援金の受付
〇義援金名称:平成28年熊本地震災害義援金
〇受付期間:平成28年4月15日(金)~6月30日(木)
〇義援金受付:日赤赤十字社群馬県支部、各施設、各市町村赤十字担当窓口(一般からの申し出には振込先口座を案内)

■群馬県共同募金会の対応
中央共同募金会による「平成28年熊本地震義援金」募集開始(4月18日)

■群馬県社会福祉協議会の対応
災害ボランティアの派遣に向けて情報収集中

 

県ならびに関係機関の皆さん、ありがとうございます。
熊本県の救助・復旧に向けて、群馬県議会議員の立場として頑張って参ります。

(金井康夫事務所より)

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