当事務所に相談がありました沼田市利根町根利地内、県道根利八木原大間々線沿い側溝に関する要望が解決しましたのでご報告いたします。
当該箇所では側溝が機能せず雨水が市道や近隣民家に流れ込む被害が度々発生していました。
地元の方を交えて視察を行ったところ現場付近道路にはすでに路面上の雨水を排水するためのグレーチング(鋼製の側溝蓋)による横断側溝が2列に渡り設置済みでした。視察の結果、側溝の不良ではなく降雨時に道路脇の落葉等含んだ土砂が雨水とともに流れ、グレーチングに堆積することが機能しない主な原因であることが判明しました。
2列の既設横断側溝 大雨時こちらに土砂が堆積し水害に
沼田土木事務所に繋いだところすぐに視察を行っていただき、その後根本的な原因である道路脇の土砂の撤去をしていただきました。
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⇩約200mにわたりきれいに撤去され道路も広くなった
⇩水勢により削られた箇所も補修していただいた
今回、側溝の改良ではなく土砂の撤去という形での解決となりましたので今後は大雨時の状況を確認し、被害が発生するようであれば再度検討・対応となります。いずれにせよ土砂の撤去は定期的に行う必要があると思われます。
要望から1週間余りのスピード対応に、沼田土木事務所をはじめご尽力いただきましたすべての皆様に感謝申し上げます。
(金井康夫事務所)