沼田市利根町多那地区よりお話がありました、獣害対策として野生動物侵入防止柵設置に関する要望の経過報告をさせていただきます。
(写真撮影:令和5年2月)
当地区では、国庫補助金である「多面的機能支払交付金」(長寿命化整備計画)を申請し、防護柵の設置を行っていますが、設置作業は自主施工ということで当ブログにより繋がった業者と頻繁に意見交換を行い多那地区に適した、また設置のしやすい製品の開発、低価格化など試行錯誤を繰り返しながら地道に進めています。
当初およそ10kmあった設置要望範囲も残り3kmあまりまで進みました。
今後はさらなる柵の開発も含め、残りの約3kmの完了を目指します。
柵の下部は折り込むことによりイノシシ避けに、また上部に電柵を設置することによりサルの侵入も防ぐことができます。また、既存の電柵を使用することで低コスト化・エコ化にもなっています。
設置の自主施工ということで多那地区農業者皆様のやる気・労働力、いわゆる“マンパワー”感じました。
完全解決しましたらご報告させていただきます。
(金井康夫事務所より)