県道沿い側溝害虫に関する要望について

沼田市横塚町地内、県道平川横塚線沿線の側溝から虫が大量発生し困っていると相談がありました。

 

現地を数回視察したところ、虫はユスリカと思われ付近の家屋や時には洗濯物に付着するなどの被害が確認できました。

 

県管理下側溝からということで沼田土木事務所に繋ぎすぐに視察を行っていただいた結果、側溝内に泥等が堆積していること、またそれにより水の流れが粗害されていることが害虫発生の原因の1つと思われ、発生軽減対策として堆積物を撤去する工事を行っていただきました。

要望箇所を中心におよそ300mにわたり作業を行った

 

他の原因として下水道や浄化槽からの発生が考えられますが、そちらは地方公共団体や所有者が清掃を行うこととなっております。

 

またユスリカは春先や秋に大量発生し一般的に不快害虫とされておりますが、河床に含まれる栄養塩類等を効率的に除去し水質向上に貢献するという側面から自然の生態系への影響、また住民の皆様の健康も考慮し、消毒散布・殺虫剤等の薬剤による駆除対策は県としては行いません。

 

今回は県が早急にできる範囲での対応を行いました。今後も状況を見守っていきたいと思います。

(金井康夫事務所より)

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