環境農林常任委員会の県外調査、2日目です。
2日目は、株式会社四万十ドラマを訪問いたしました。
株式会社四万十ドラマは、最後の清流と言われる四万十川中流域に広がる高知県四万十町西部にあり、平成6年に四万十川流域町村(旧大正町・十和村・西土佐村)の出資による第3セクターとして設立され、平成17年に近隣住民に株式を売却し、住民が株主の株式会社となりました。平成19年からは道の駅「四万十とおわ」の運営を行っています。
当該社では、「四万十川に負担をかけないものづくり」を目指し、ローカル・ローテク・ローインパクトをコンセプトに、地域資源の生産現場である四万十川を保全しつつ活用し、四万十川の素材を使った商品の開発、加工、販売、流通までを一貫して行っています。
開発した商品は、道の駅「四万十とおわ」で販売するほか、通信販売で全国各地に販売しており、道の駅では、山あいの立地ながら「ここにしかない」魅力を目当てに多くの人が訪れています。
地域の資源を活かした商品開発を通じた農村地域振興を四万十ドラマで学びました。
地元に帰って、この取組の良さを取り入れていきたいですね。
(金井康夫事務所より)