環境農林常任委員会県外調査、3日目最終日です。
3日目は、高知県森林組合連合会を訪問いたしました。
高知県には23の森林組合があり、森林の整備や林産物の生産に取り組んでいますが、高知県森林組合連合会は、県下に9つの木材共販所を開設し、木材流通の円滑化に努めるとともに広域合併に向けた指導等を通じて、単位組合の活動を支援しています。
また、当該連合会は、CLT建築を推進する先導的な事業に産官学の連携で取り組み、わが国におけるCLT建築の普及促進、林業・木材産業及び建設産業の振興を目的に設立された「CLT建築推進協議会」の事務局として、CLTの推進を図っており、平成28年3月に完成した当該連合会事務所ビルは、CLTを木造軸組工法の大壁として活用し、準耐火建築物においてCLTを活用した日本初の建築物となっています。
CLTを活用した高知県森林組合連合会事務所ビルを自身の目で見て、調査することができて、大変参考になりました。
この度の県外調査は初の委員長として行いましたが、3日間を通して学ぶことが本当に多く、実り多いものとなりました。
この調査をいかして、群馬県の農林業発展のために頑張って参ります。
(金井康夫事務所より)